ジオグラマトン

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by CLOCK UP

ストーリー

 2005年、東京。
 無差別に人を襲い街を破壊するモンスターに、人々の平和は脅かされていた。それに対抗すべく結成された迎撃機関DAKTには、世界各国から集められた、特殊な才能を持つ少女達が所属している。
 現代東京の都心を舞台に、勇ましくロボット兵器を駆る少女達とその舞台に配属された主人公が繰り広げる、友情と信頼、恋と日常の物語。

ヒロインと愉快な仲間達

海部杖 ひかり(あまつえ ひかり)  CV:草柳順子

 DAKT日本基地ジークフリート部隊のメンバーで、ジークフリートを操縦する才能は極めて高いが戦闘に関してはアマチュアなため補欠的な扱いになっている。それでも仲間の後ろを懸命に付いていく、明るく元気な天然系少女。
 主人公1・御堂恭介の幼馴染み。

ルー・バレンクレア  CV:涼森ちさと

 DAKT日本基地ジークフリート部隊のメンバーで、戦闘時は真っ先に敵陣に飛び込む切り込み役。元アメリカ海兵隊所属であり、ジークフリート部隊のメンバーで軍の正規の訓練を受けているのはルーだけで、自分でもその役割をよくわきまえている。
 アメリカデトロイト出身。

星 霊宝(しん れいほう)  CV:理多

 DAKT日本基地ジークフリート部隊のメンバーで、戦闘時は多目的ミサイルを大量に搭載した専用機に乗り込み大火力で敵を圧倒する役割を担う、中華少女。東アジアの闇社会にその名を畏れられる、暗殺を生業にした華僑の一族、星家の姫。
 世界中の資産の5分の1は星家のモノだとか・・・(笑)

ジェルソミーナ・ビアチェンティーニ(略してミーナ)  CV:一色ヒカル

 DAKT日本基地ジークフリート部隊のメンバーで、戦闘時は主に狙撃を担当するイタリア南部出身の落ち着いた少女。呆れるほどの大食漢であるが、いくら食べてもその抜群のプロポーションは崩れない。
 DAKTに来る前はイタリアマフィアの社会で有名な狙撃手だったという噂があるものの、詳細は不明。

イリューダ・ワガノワ・イヴァノフ  CV:神村ひな

 DAKT日本基地ジークフリート部隊のメンバーで、戦闘時は部隊の防御面を担当する無口な少女。日常生活ではその高度すぎる計算能力を持てあまし、他人とどうしてもワンテンポずれた言動をしてしまうが、そのトボけた様子が他のメンバーから可愛がられている。

イズベルガ・ミューレン  CV:白井綾乃

 ドイツ出身の美人作戦参謀。仕事以外の私語は好まない。身の回りの品はすべてドイツ製。甘いもの好き。特に和菓子にには目が無い。

神楽 憂季子(かぐら ゆきこ)  CV:北都 南

 東京出身。ロボット兵器の開発主任であり、部隊の整備主任。機械工学の権威。12歳の時にMITを主席で卒業した天才技師。
 色気むんむんの格好をしている理由は、憂季子がこれまで居た環境ではこのほうが男が寄ってこなかったためであり、実は男性との交際経験がほとんど無い。

本題のレビュー

なんつーか微妙・・・(;^ω^)

 実に評価のしづらい作品なんですよねぇ(笑)。オープニングムービーは個人的に気に入ってますし、体験版(主人公を選択するまで)は期待出来たんですがね~・・・。 

 簡単に設定をお話しますと、「御堂恭介」と「リョウト・ジグムント」という二人の主人公が居まして、作品前半でどちらかを選択します。恭介ルートはどちらかと言うと純愛モード、リョウトルートは陵辱ルートになります。両ルートのエンドどちらも見て、最初からプレイすると最終章に入ります。ですので、私が期待していたSoulLinkとはかなりシステムが違いますね。

 おまけに通常のシナリオの途中に「バトルADVモード」っていうのが入ります。これがまた何というか、個人的には要らないモードといいますか・・・。戦略系バトルなのかと思いきや、勝手に各キャラがマス目を動いて、途中で出る選択肢(大抵は「攻撃する」か「守備する」程度の選択です)を選んでいく(しかも何秒もしないウチにゲージが減っていくので即選択しないとアウト・・・かな?)という方式です。コレが無駄に長い時がありまして。でもコレをクリアしないと先に進めないからスキップも出来ないしで、何ともストレスになりました(;゚Д゚)

ライターさん、力不足?

 内容的にも色々と思うところがある訳でして。

 まず恭介ルート。まぁ確かに純愛系なんですけど、各キャラのエンディングに入るまでが何となくだらだら進んで行きまして、特定のキャラ攻略のフラグらしきものがよく解りませんw
 ま、それはまだマシなんですけど、各キャラに対する感情、例えば各エンドやえちぃシーンに進むまでの心理描写がすっごくいい加減。「実は好きだったんだ」「ひょっとして好きなのかも・・」程度で各ヒロインと【戦闘】モードに突入しちゃいますので、何だかなぁ・・・ってw
 ライターさん、もう少し的確な心理描写を勉強して欲しいです。余りにややこしい描写はプレイするときにこっちの負担になりますけど、あれじゃ小学生が「●●ちゃんが好き~」程度にしか感じませんぜw

 次にリョウトルート。正統派リョウト(笑)は鬼畜です。つーか、実はリョウトって人類の敵であるディゾルブなんですよ。だから人間の男は遙かに及ばない精力の持ち主だったりしますw
 そんなこんなでヒロインが次々リョウトの毒牙にかかってしまいます。これがまた陵辱系で、私はちょっとNGだったんですけど、唯一良かったのは言葉責めが多かった事でしょうか。次から次へとヒロインがあ~んな言葉やこ~んな言葉を口にします。まさに淫語ワールドw

一応萌えもあった事にしようw

 とまぁ、NG部分ばかり書いてもレビューっぽく無いので、萌えの部分も少し。
 今回の俺的萌えヒロインNO.1は何と言ってもイリューダです。ロ●と言われようともNO.1の座は揺るぎませんw
 恭介ルートでの戦闘シーンは正直可哀相な位でしたが、普段無口なイリューダが恭介と一緒の時にはちょっと多弁になったり、時々顔を赤らめて照れたりするのが何とも言えずかあいいです。ツインテールっていうのも萌えの一要因ですかねーw

 続いてミーナかな。おっとりした感じがおねぃさん的でなんともGoodです。CVの一色ヒカルさんがミーナのキャラに非常にマッチしてとてもいい感じです。途中、ディゾルブの攻撃に失敗して、ちょっと暴走しちゃいますが、ミーナの過去が明らかになった時になるほど~って理解できます。

まとめつーかオチ?w 

 なんつーか、最終章のストーリーはそれなりに評価出来ますが、恭介ルートに関してはイマイチの出来でしたね。ただ、イリューダがオソロシイほど萌えだったので一応相殺って事でw